えぇ…ワタクシ、辰巳のダイビングプールにおきましてスキンダイビングの練習で外リンパ瘻になりました。
外リンパ瘻ってなんぞや?って事で簡単に説明しますと、圧力の為に内耳の膜が破れて中のリンパ液が漏れてしまい、めまいや耳鳴りを引き起こす疾患の事。
耳抜きの失敗っていうと鼓膜を痛めるイメージがあるかと思いますが、鼓膜よりも先に内耳の膜がいっちゃうのが外リンパ瘻です。
クシャミやセキ、鼻を強くかんだり、飛行機に乗ったりなど日常の圧力変化でもなる場合があるそうで、圧力下に潜る事になるダイビングは更にリスクが高いといえます。
私の場合はスキンダイビングでなってしまったわけですが、何度か潜ると耳抜きしやすくなってアゴを動かすだけで抜けるようになり、圧平衡できていると思っていたのが出来ていなかったのが原因のようです。
先生曰く、私の内耳は一部薄くなっている箇所があったそうで、そこから浸み出すようにしてリンパが漏れていたそうです。なので圧力差がある状態にある時間以上さらしてしまった(圧平衡できてると思ってたから)のがよくなかったのかと推察されます。
また、鼻を摘まむバルサルバ法も強くやり過ぎるとこれまた原因になるので要注意です。
当たり前の事ではありますが、耳に痛みを感じてから耳抜きしたのでは遅すぎます。私の場合ですが、圧平衡できてると思ってたぐらいですから痛みは感じてませんでしたしね。少々強くやれば抜けるとしても、やはりセオリー通り少し浮上してなるべく圧をかけないで抜くべきです。鼓膜にしろ内耳にしろそのリスクを考えたらその手間はおしんではいけません。
私の場合、一気に漏れたわけではなく時間が経ってあとから強くめまい等の症状が出ましたが、あれが水中で起こったとしたら一人ではとても対処出来なかったでしょう。(まぁそのためのバディではありますが)
ちなみに外リンパ瘻の場合はめまいや眼振、嘔吐等ただ事ではない症状の割には緊急性はありません。しかし脳の障害でも同じような症状が出る場合があるので、早急に医療機関で診てもらう必要があります。私も先ずそのための検査をされました。
うぅ…なんか上手くまとまらんのですがご安全にって事で。
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夏の一番潜りに行きたい時期に潜れなくて、もどかしかったと思います。
ゆっくり時間をかけてでも、また潜れるようになるといいんだけど・・・
症状は良くなってきてはいるものの、まだまだですねぇ…
9/28に入院して10/7に手術をして10/10まではベット安静を言い渡されまして、やっと昨日から起きあがるようになったので体力も落ちてフラフラですorz
それでも昨日よりは起きててもめまいの具合は良くなってきているようです。耳鳴りは相変わらずだけど。
別のとこで手術をするともう潜れないって書きましたが、先生曰く自然治癒した場合と手術した場合でリスクにあまり差は無いそうです。
ただはじめから何も無い場合と比べればハイリスクではあるので医者の立場からはやめておいたほうが…って事でした。人の価値観はそれぞれだし、絶対ダメとは言えないけれど、自己責任において判断するしかないとのこと。
症状は良くなってきてはいるものの、まだまだですねぇ…
9/28に入院して10/7に手術をして10/10まではベット安静を言い渡されまして、やっと昨日から起きあがるようになったので体力も落ちてフラフラですorz
それでも昨日よりは起きててもめまいの具合は良くなってきているようです。耳鳴りは相変わらずだけど。
別のとこで手術をするともう潜れないって書きましたが、先生曰く自然治癒した場合と手術した場合でリスクにあまり差は無いそうです。
ただはじめから何も無い場合と比べればハイリスクではあるので医者の立場からはやめておいたほうが…って事でした。人の価値観はそれぞれだし、絶対ダメとは言えないけれど、自己責任において判断するしかないとのこと。
なので期をみて復帰するつもりではいます。
が、まだ症状は残っていて、耳鳴りと難聴、二日酔いみたいなフラつき感がず〜っと続いていまして、正直しんどい時もあります。
二日酔いはしばらくすればおさまりますが、これがず〜っと続くのかと思ってかなり落ち込みもしました。
しかし身体が慣れるのか、状態が良くなってきているのか分かりませんが、日々楽にはなってきていますので、いつか必ずダイビングに復帰したいと思います。
以前にも保険の項目で書きましたが、傷害保険の成立の為の3要件が揃っていれば対象になります。
@偶然性 A急激性 B外来性 です。
ダイビング保険に加入していれば、日常生活中(就業中も)のあらゆるケガが対象になります。
今回の場合、スキンダイビング中なのでDANの保険は対象外ですが、他の傷害保険は対象になります。
@偶然性・・・内耳窓破裂を予想していた訳ではないので偶然の事故といえます。
A急激性・・・急激な圧力変化によって発生した事故(オーバーウエイトに気が付かず墜落)
B外来性・・・外から加わった圧力によるものなので外来と解釈いたします。
以上のことから、傷害保険の対象となると思います。
保険金は、実際に入院した実日数および通院実日数が対象となります。
1日当たり○○円です。加えて契約内容により、手術の形態により手術給付金が支払えます。
事後報告を忘れずに
コメントありがとうございます。そのあたりはお勉強しました。
入院中にとりあえず電話で保険会社に連絡しましたら、保険支払いの対象外みたいな事を言われまして…
んなバカな話しがあるか!ってんですぐにネット検索でお勉強。なにしろ時間はたんまりありましたしね。
で、それをふまえてもう一度電話したら、支払う方向に態度が一変。
やっぱり勉強しなきゃダメですね。
保険会社の損害調査部の担当者は、いつも思うのですが
本当に勉強不足って言うか、基本的な約款を知らな過ぎる。
でも一般の人は、保険会社の担当者から対象外と言われると
そーなんだと思ってしまいますよね。
減圧症などは病気だから傷害保険(ダイビング保険)は対象外だと
言い張る保険会社も多いですよ。
そして何よりショックなのは、ダイビングがいつ再開できるのかわからないという挫折感と今後の色々な不安です。
皆さんはダイビングは復帰できたのでしょうか?
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