減圧症について

投稿日時2007/03/13 22:28コメント(15)トラックバック(0)カテゴリ安全潜水のすゝめ固定リンク編集削除
■減圧症について --はじめに--
 
講習で習うので、「減圧症」という言葉を知らないダイバーはいないと思います。
でも、よほど無茶をしたか、予想外の事故でしかならない、他人事だと思っていませんか?

最初はおそるおそるのダイビングも、慣れてくると、
「ちょっと危なかったかな」と思っても、運良くOKで終われば、これでも自分はいけると思ってしまい「悪い知識・経験」として積まれてしまうことがあります。

現在の医学で、減圧症の全てが解明しきれているわけではなく、罹患して完治しないまま、長年不安で辛い思いをされている方もいらっしゃいます。日常生活にも支障をきたします。
そんな危険と隣り合わせでも、やっぱり潜りたい!(個人的意見)
ダイビングを、不安なく、より楽しむためにも、減圧症のことをもっと知って、予防のため自分でできることは積極的に行いましょう!!

昨秋、ダイビング後の高所移動で減圧症を発症しました。ガイドも同行していて、約10人が同じ行動をして異常を感じていないのに、です。2回チャンバーに入り、2ヶ月半ドクターストップがかかりました。それまで他人事だと思っていました(反省)。
個人差があり、勉強不足だったことも災いしたと思っています。

この投稿は、統計的に見て減圧症の発症の確率が低いと言われている行動に徹するためのものです。
みなさんの参考になればと思いますが、私自身まだそんなにダイビング歴も長くないので、偏ったものになっているかもしれません。アドバイスやご意見があればお寄せください。


以下、拡充予定です。
・・・なかなか執筆活動がすすみませんので、
思いついたことから・・・すみません。

■なぜなるの?

体の組織や体液に溶けていた気体が、環境圧の低下により体内で気化して気泡を発生し、血管を閉塞して発生する障害の事である。酸素や二酸化炭素は、呼吸により速やかに排泄されるので減圧症を発生させることはほとんどない。通常問題になるのは窒素。高圧環境下で体内に溶け込んでいた窒素が、急浮上などにより急速に周囲の圧力が低下することにより気泡化するケースが典型的である。

要するに、圧縮空気の中で、特に窒素は対外に排出されにくく、
気泡を作って体に悪い影響を及ぼすということですね。
また、急速な圧力の(深度の)変化も大きな要因になります。

体質によって、減圧症になり難い方と、そうでない方がいると思います。
また、どんな場合や条件でなりやすいかは、以下の対策と重複するので、そちらをご覧ください。


■減圧症対策【モグる前】

私見で、偏っているかもしれませんが、みなさんに気をつけていただきたいことは・・

☆前日までの体調管理と十分な睡眠
 前夜はけっこうワクワクして寝付けなかったりするのですが、
 早めに準備を済ませて就寝するようにします。
 深酒もつつしみませう。
 
☆予習
 行ったことのないポイントは特に予習しましょう。知っている場所でも最低限 天気予報と水温はチェックしておきましょう。
寒さも減圧症発症の要因と考えられています。快適に潜るためにも装備を考慮しましょう。

当日の海況その他にも左右されますが、基本的には1本目→2本目→3本目・・・と深度のプロフィールが浅くなっていくように
こころがけましょう。

とにかく水分をとる
 ダイビングの日は前後で2Lの水分を摂りましょう!と提言している方がいます。血流がドロドロだとマイクロバブルの核になる、とか血管が詰まりやすい、という説があります。
私も1Lは飲むようにしています。
おすすめは水、スポーツドリンク、そば茶などです。
甘いものは太るし(笑)コーヒーやお茶などは利尿作用があるので・・・(特にドライスーツの時は・・・)

☆コレステロール??
血中コレステロールを除去して血流を速やかにし、減圧症の予防につなげよう!という説もあります。
その点では、肉よりはDHA,EPAを含む魚を摂取するようにしましょう。ま、きりがありませんけどね。

☆ショップやガイド任せにしない。
ついていけば大丈夫。と思ってはいけません。個人差もありますし、本人にしかわからない当日の体調変化もあります。ダイビングは基本的に自己管理・自己責任が必要です。
ブリーフィングかその前に、気になることは質問しましょう。
私自身、予定の最大深度は聞くようにしています。
自分にとって深すぎると思った場合は、申告して中層で待機するようにしています。

■減圧症対策【モグり中】

一般的に言われている減圧停止など以外に、個人的な経験で・・・

☆−5mでの安全停止中にできること
 じっとしているより動いている方が窒素の排出を促します。
 体温の低下を防止するという面からも、毛細血管の収縮を防ぎ、窒素の排出に効果があります。
 窒素は手や足先に溜まりやすいそうなので、足の指を動かしてみたり、手をグーパーグーパーと動かすと効果があるそうです。

☆減圧症関連の記事で最近見かけるのですが、安全停止後、最後の浮上(−5m→水面)スピードが重要!とのことです。タンクが軽くなって浮きやすくなっていることや、気の緩みなどで、すすーっと浮上してしまいがちですが、こここそ注意してください。
実は、一番圧力変化の大きいのがこの5mから水面までの間なのです。いくら、それまでが安全なダイビングであっても、最後に急浮上してしまうと減圧症に罹患する可能性が高くなってしまいます。
安全停止からの浮上に最低30秒以上掛けて浮上する事をお勧めします。5mから30秒掛けて浮上して、浮上速度は毎分10mです。 安全の為、減圧症を予防する為にも是非、安全停止からのゆっくりとした浮上を実践してみて下さい。

タンク圧が下がって浮力が増した状態で浮き上がらないウエイト量の確保と、その状態でのほぼ完璧な中性浮力スキルで極められます!う〜ん、奥が深い!

■減圧症対策【モグった後】

さらに水分をとりましょう

☆激しい運動は避けましょう。EXIT直後に器材を装着したまま歩いたり、階段がある場合、ゆっくり行動しましょう。

高所移動に気をつけましょう。ダイビング直後の山越えは、気圧変化により減圧症の危険が高まります。伊豆ではこれが原因での減圧症罹患者がとても多いのです。
止むを得ず山越えで移動する場合は、少なくとも数時間(できるだけ長い時間)は休息をとった後、できるだけ標高の低い道路を選択して移動しましょう。

西伊豆→関東方面の場合、箱根越え(国道1号最高地点874m)は論外!
標高が高い地点 東名高速・・・御殿場IC付近(454m)
        熱函道路・・・熱函トンネル付近(423m)
まで、個人的にはEX後4時間以上でこの最高地点を越える、を目標にしています。

参考までに、修善寺〜西伊豆の戸田の修善寺戸田線戸田峠で760m、修善寺〜土肥の国道136号線船原峠で490m、大仁〜宇佐美の亀石峠で450m、伊東〜修善寺の冷川(ひえかわ)峠で360mだそうです。(http://moguring.up.seesaa.net/doc/HYOKO.pdf)

■もしかして?【兆候・症状】

☆ダイビング中の急浮上、減圧関係で、
 EX直後に発症するといわれている型の減圧症・・・◇
☆高所移動などにより後から発症する型の減圧症・・・◎

◇◎腕や脚がピリピリする。もしくはスースーする。
 日に焼けた後のようにチリチリした感じ。
◇?◎頭痛。頭全体が重い感じもしくは膨張する感じ。
◎いつまでも耳の違和感がなくならず、頭痛と連動する。
◇◎関節が痛い。
◇◎倦怠感
◎全身の筋力低下→筋組織がダメージを受けている。



■緊急時連絡先

■減圧症に関しておすすめサイト

減圧症メーリングリスト

★治療中の注意点
減圧症メーリングリストより
 ・再圧治療後、2週間は飛行機搭乗は禁止。飛行機搭乗でなくても、1000m級の高所移動は悪化の可能性があるので、避けたほうが良い。
 ・1000m級でなくても、気圧の変化で症状が悪化する場合がある、自分の体と相談して、症状が治まるまで高所移動や、超高層ビルの高層階への移動を控えたほうがよい場合がある(私の場合、先生に最低1ヶ月は関東平野から出るなと言われました。つまりは自動車での山越えも良くない?)
 ・再圧治療直後の飲酒は避けたほうがよい、悪化する事があるから、という体験が罹患者から寄せられています。 また、風呂など体を温めると症状が悪化するケースも報告されています。

■復帰に関して
減圧症メーリングリストより
・個人差もありますが、推奨されているのは再開の時期は治療終了後6ヶ月ではありません。症状が消えてから6ヶ月、です。(私は再開がちょっと早すぎたかと思っています。今だったらもうちょっと待つかも・・・)
・減圧症は10m以浅では発症しないといわれていますが、再発の場合はこの限りではありません。数メートルでも発症しています。一度減圧症になったら、今までと同じように潜れる、と思わないでください。
・復帰ダイビングは、いきなり通常のファンダイブに参加せず、「復帰用の特別なプロファイル」でダイビング復帰を試みましょう。
山見先生が考案された「復帰プログラム」が紹介されています。

それによると、
■12ステップ、もしくは6ステップを経て復帰する。
■各ステップは1週間以上開ける。
■一例:
  ステップ1  最大水深10m 最大滞底時間20分 潜水後休息時間4時間(1日1本)
  ステップ2  最大水深15m 最大滞底時間20分 潜水後休息時間4時間(1日1本)
              :
  ステップ12  1本目最大水深25m 最大滞底時間20分 潜水後休息時間2時間30分 
          2本目最大水深15m 最大滞底時間20分  など

  すべてのステップの潜水は体内残留窒素が(ダイブテーブルで)Fを越えないようにする。
■プログラム実施日最低1週間前から体調を整え、前日は6時間以上の睡眠をとること。
■ダイビング終了後は300mを越えないルートを選択して移動すること。
■ダイビング終了後一週間は飛行機搭乗しないことを留意する。

そしてこんなに厳しいプロファイルでも、「このプログラムは「再発しないプログラム」ではありません。あくまで「しにくい」もしくは「再発したとしても軽くて済む」プログラムです。」と書かれています。
再発率は復帰を試みた人のうち約 16%、つまり、6人に一人は再発していると言われているそうです。残念ですね。
私自身、再開後は発症前より睡眠、水分摂取、深度管理、浮上速度など、いろんな事に気を遣うようになりましたが、それでも体調によっては多少の痺れは出ることがあります。
自己責任ですし、自分の身体のことは自分でないとわかりませんが、ダイビングはシュミの一つですから、無理をしない範囲で楽しみたいですね。
この記事へのコメント
投稿日時2007/04/27 19:03固定リンク編集削除
 最近のDAN JAPAN会報誌(vol.34)に、
「モグリ後の熱い風呂やシャワーを浴びることは減圧症のリスクを高めると従来言われているが、明らかな裏づけデータはなく、発症リスクを低めるかもしれないという考え方もある」とか。
 体が急速に温められると過飽和しやすいという面では確かに減圧症への可能性があるが、温まって血行が良くなり、排泄(血管への窒素移行)を促進するとも考えられる、とか。 高める原因と低める原因とが相殺して、発症に影響しないのかも(あくまで、しないのかもですね)という記事がありました。
 まだまだいろいろ未知な部分が多いんですね。

 促進という面では、1本目と2本目に激しい運動は良くないが、睡眠してしまうのも良くないと聞いたときに、目からウロコでした。それまでは、休息時間の昼寝は問題ないと考えていたので。。。
投稿日時2007/04/27 23:58固定リンク編集削除
書きかけなのにさらにコメントしてすみませんあせあせ(飛び散る汗)

サーフタイムのおひるねについてですが、以前に手足の先が痺れて目が覚めたことがあります。

疲れをとるための睡眠は問題ないと思っていたのですが、血行が滞留するのは減圧症的には良くないようですね。
投稿日時2008/04/12 02:34固定リンク編集削除
私のケースを掲載します。

■ 症状&対処略歴
- 原因: -20m からの浮上 及び -5m からの急浮上
DECO: 無
浮上警告: 有
安全停止: 無
Max 深度: -20m
- 症状: 握力低下、腕のだるさ、頭痛、極度の眠気
- 検診: 東京医科歯科大学付属病院 高気圧治療部 にて受診
- 診断: 減圧症であることが濃厚
→ T6 テーブルを使用した加圧治療( = チャンバー入り)
4 日後&6 日後の 2 回実施、改善が見られたので病院での治療は終了

■ ダイビングから発症、受診 → 検診 → 治療の流れ
土曜日: ダイビング 2 本、2 本目に恐らく減圧症の原因となった浮上を含む
日曜日: だるさはあるが、ダイビング後のだるさかどうかの判別がつかず、様子を見る
月曜日: 握力低下、腕のだるさ、頭痛等により、減圧症を疑う。
東京医科歯科大学付属病院に電話で連絡
最も早くて水曜日の受診となるとのこと、予約
確か、ダイコンを持って来るように言われたように思う
火曜日: 紹介状がある方が良いことを知り、社内の産業医さんに診て頂く
水曜日: 診断を受け、ほぼ減圧症とのこと。高気圧治療、更に検診。
金曜日: 再診&高気圧治療、治療後の検診。病院での治療はここで終了。
(治療の内容、金銭面、その他諸々は、長くなるので後述)

■ 減圧症だと思った理由
「何故減圧症だと自覚したのか」「何故減圧症だと(自分で)分かったのか」ということを数名から聞かれた。私の場合は、2 点あり、1 つは普段経験したことが無い症状から、もう 1 つは潜った時の状況から判断した。

1. 症状
前述のとおり、握力低下、腕のだるさ、頭痛、極度の眠気などが現れた。よく聞く肌のピリピリ感は、私の場合は現れなかった。腕のだるさと握力低下は私の場合は左側が特に強かった。仕事で PC を多用するが、キーが打ち辛かった。
頭痛も、だるい場合や風邪をひいた場合のガンガンした感じとは違い、頭の周りを一周している何かがゆっくり締め付けているような感覚。
どちらも、これまでに感じがことがない症状だと思い、おかしいと思った。

2. 潜った時の状況
浮上に問題があったのでは、という疑いを持っていたので、自分の体調に注意を払っていた。原因が原因なので誉められたことではないが、自覚があった分、直ぐに病院に連絡をすることができたのだとも思う。

■ 反省及び指摘点
最も重要な点は、自分が無事に戻ること、そしてメンバー全員が無事に戻ること。今回は他のメンバーと落ち合うために浮上したが、自分の、そしてその時居合わせるメンバーの安全をまずは確保すべきである、と指摘を受けた。ご尤もです。
今回の減圧症は、私の判断ミスが原因となった。この深度から上がっていいのか、この上がり方でよいのか、疑問を感じながらの浮上だったので、その時点でやめるべきだった。例えるなら「飲酒運転的」減圧症だと思う。
何かあった時こそ基本に戻る、冷静に判断する、おかしいと思ったことは実施しない。改めて、心に留めます。

■心情的な話
減圧症と心の関係について、少し話をさせて下さい。
浮上時の状況と自分の症状から考えて、これは減圧症で間違いないだろう、と覚悟していました。ここから先は私では判断も対応も無理であり、迷っている位であれば病院に行って診てもらった方が良い、行くなら早い方が良い、と、病院に連絡を入れました。問題を起こしてからの対処はそれなりに迅速に行えたと思う一方で、これでできる手は打ってあり、ここから先を何とかできるのはお医者さんと治療のみ、だと思っていました。
しかし実際は、友人・仲間の存在にとても助けられました。今回減圧症になって分かったことは、減圧症は身体的な症状が現れ、それを取り除くことは必須であるものの、同時に心情的な問題を抱えていて、そのウェイトは決して少なくない、ということでした。そしてそれらは、例えばただ話をするだけで大きく違う、良い影響を与えることができる、ということでした。病院に行くまでの会話、診断が下された後のいたわり、御叱り、これらにどれほど助けられたことか。精神面をケアしてもらえたことで私は長く低迷せずに済み、その時の状況分析、対処すべきだった手順の見直し、今後の展望など、建設的な方向に切り替えることが出来ました。
減圧症にはなって欲しくないですが、もしも何かおかしいと感じることがあれば、いつでも話を聞きます。ご連絡ください。連絡先は、私の自己紹介 の鍵マークより確認することができます。


以降に、「検診と治療の様子」「治療費について」「チャンバーについて余談」を記載します。相当長くなるので、必要に応じて読んで下さい。

■ 検診と治療の様子
ネットで検索し、近くの病院でかつ対応/設備が良いとのことで、東京医科歯科大学病院を選択。私が診て頂いた先生は、どなたも丁寧で、親切だった。

1. 問診&検診
当日のダイビングプロフィールを記入。療法士さん(看護士さん?)から問診を受ける。その後、先生から検診を受ける。プロフィールの確認、現在感じている症状、器具を使用した反応チェックなどが行われる。減圧症の症状として良くあるものが、「左右で感覚が違う」というものだということ。アイスノンやルレット(洋裁に使うギザギザのもの、ピザカッターのミニ版)の器具を使用し、反応を見る。左右の上腕・下腕、肘の内側、鎖骨のあたりをススっと触れる。私の場合は症状と同じで、左側が鈍いことが多かった。先生の言葉を借りると「1 枚膜をかぶった」感じ。
また、握力が低下しているということで、筋力のチェックも行った。指を揃えた状態で手のひらを上に向け、先生が中指だけ、下に向かって押し、押し返す力を診る。通常は離れないものらしいが、スッと下に下がる。明らかな筋力の低下であり、筋力の低下が見られる場合、軽度だとは言えない、とのこと。
「(多くの患者さんを診ていると、この方は(減圧症とは)違うかなあと思う方もいらっしゃいますが」という前置きのもと、「これはほぼ確実に、減圧症だと思います」とのこと。U型。ただ、まだ発症してから日が浅いので、今回高気圧治療を行えば、恐らく効果が見られるだろう、とのこと。

2. 高気圧治療
高気圧治療は、圧を加えた状態で濃度の濃い酸素を吸入し、治療を行うというもの。これにより、体内に残っている窒素のバブルを体の外へ追い出す。また、窒素のバブルによって傷つけられた可能性がある血管に酸素を行き渡らせることで、治癒を促す。
洋服を着替え、約 5 時間の治療。頂いた説明用紙によると、4 時間 53 分とのこと。その時受けた説明によると、-18m まで下げ、その状態で酸素を吸入。ここで 1 時間強。深度を上げて -9m 相当にし、ここでも酸素を吸入。酸素はマスクを着用して吸入するが、吸いつづけると酸素中毒を起こしてしまうので、合間合間で(指示により)マスクを外す。図にすると、次のようになる(東京医科歯科大学 高気圧治療部の説明資料より転載)。
T6.gif 紫部分が酸素を吸入している時間、青が外している時間。
最初の -18m に落とすところで耳抜きをする必要があるが、海で実際に行うよりも急激な感じがし、少し耳が痛くなった(約 8 分で -18m 落とす)。浮上する時には、特に違和感はなかった。

3. 加圧後の検査
気分や感覚を尋ねられたあと、加圧前に行った、アイスノン&ルレット、中指押し下げチェックを再度行ってもらう。気分や感覚的には特に変わった気はしなかったが、実際にアイスノン、ルレット、指の押し戻し、どれも改善が見られた。
理論的には、今回の高気圧治療で、ほぼ 100%、体内の窒素バブルは排出できたはず、とのこと。ただ、より改善させるために、できれば近いうちにもう 1 度来院することをお勧めする、とのこと。状況から考えると確かにかなり改善しているが、感覚的には少し違和感が残っていたので、もう一度受診することとする。

4. 二度目の検診&高気圧治療
再診。状況を再度確認し、加圧治療。その後の検診で、ほぼ状況が改善したと見られるため、これで通院しての治療は終了してよい、との診断が下った。もし違和感があるようであれば、年内もしくは年明けにもう一度来て下さい、とのこと。
ただし幾つかの行為に制限がついた。

- 半月間禁止: 飲酒、激しい運動、高所移動(飛行機もアウト)、不規則な生活
- 半年間禁止: ダイビング

これらは、窒素が抜けたとはいえ窒素バブルによって傷ついた個所があると想定され、そこが蘇生されるまでは大人しくしなさい、という意味らしい。

■ 治療費について
1 回目: ( 初診料: \2,700 + 高気圧治療: \60,620 )×30%(社会保険) = \19,000
2 回目:( 再診料: \700 + 高気圧治療: \60,620 )×30%(社会保険) = \18,400
計: \37,400

発症してから 1 週間が経過すると、高気圧治療は \1,000 程度になるとのこと。ただしその分効果が落ちると言われているので、できるだけ早期の受診をお勧めしたい。
なお私の場合、同月内(12 月)で受診したせいでもあるようだが、高額医療費の対象となり、\22,300 が年度末(3 月)に返金された。支給元は、会社の入っている健康保険組合。
また、東京医科歯科大学は 特定機能病院 に指定されている。この場合、原則として他の医療機関からの紹介状が必要となる。直接受診することも可能だが、その場合は通常の初診料の他に、更に初診料2,625円が別途かかる。もし企業にお勤めの方で産業医さんがいらっしゃる場合は、前述のように紹介状を書いてもらえるので、事前に受診しておくと良い。

■ チャンバーについて余談
・持ち込めるもの/持ち込めないもの
マッチ、ライターは勿論のこと、発火しそうなものはダメ、とのこと。その為に洋服も着替えるよう。本、雑誌、飴などは OK。
ペットボトルの水を持ち込むことも許可されているが、加圧される前に蓋を少しあけておく必要がある。第一回目、私は蓋を開けるのを忘れていたためにペットボトルが大きく凹み、怖くて触れなかった。

・トイレ
東京医科歯科大学の場合は、内部にトイレはない。どうしても行きたくなった場合は訴えると出してもらうことが出来るが、その場合は治療は中断。別の病院(荏原)では、トイレが設備に隣接してあり、加圧してもらえると聞いた。療法士さん(か、看護士さん)によると、トイレのために中断する人はそうそうおらず、恐らく大丈夫ですよ、とのこと。また、リスク回避のため、というよりも安心感のために、紙おむつを着用される方も居る。

・椅子
ビーチチェアのような長椅子に座り(半分寝転がった感じ)、背中側にある酸素マスクを、指示があるごとに付けたり外したりした。

・チャンバー仲間
私が入った部屋(?)は、最大 6 名入れるとのこと。初回は他に誰も居なく、ただひたすら読書をしたが、2 回目は他に 2 名居たので、どういう状況でそうなったか、という話をしたりした。

・チャンバーの中で寝ることについて
悪くはならないが、寝てしまうと呼吸が浅くなるので、効果が薄れると言われている。できれば起きている方が効果的だと思われる。

・チャンバー繁忙期
今回私は土曜に潜り、水曜に第一回目の高気圧治療を受けているが、これはかなり早い方だという。国内で高気圧治療が受けられる病院は限られているため、キャパシティがない。海外帰国後発症、というパターンは多いとのことで、大型連休明けは混み易いとのこと。
投稿日時2008/04/12 08:47固定リンク編集削除
詳しいレポートありがとう。

減圧症は、ダイビング関係のメディアが表に出さないだけで、自分の周囲にも罹患経験者が結構います。

ちなみに、御茶ノ水にある東京医科歯科大は、日本一の減圧症治療の権威ですが、これからのシーズン、相当混みます。荏原病院もそう。
1週間まち・・なんてザラ。
翌日治療できるか、1ヶ月後か・・・・で、今後、ダイビングが再開できるかできないか、くらいの差がでてしまう。

発症した方は、一日でも早く治療することに意義があるので、混んでいる場合は、「静岡済世会病院」を当たってみてください。
始発の新幹線でまにあうかな。
ここは、結構立派なチャンバーがあるのにいつもヒマしていて、当日飛び込みでも治療を受けうることができます(もちろん予約はしたほうが確実)
加圧テーブルは、ステージ2(だったかな?)、医科歯科大とおなじパターンです。

また何か思いついたらコメント入れますねー。
投稿日時2008/04/15 00:17固定リンク編集削除
やーちもですか。。
いや〜、お互いに気をつけましょうね〜。

減圧症の発症例としては、かなりの個人差があるということ。
やはり体調は大事なようですが、それ以外に年齢(肉体的)も左右しているようですね。
昔は結構無理やってましたが、今は浮上時は超気を使いますし、あれ〜遅いんじゃない?位遅い浮上にしています(笑)
若者には、勝てません・・・年配の方、特に気をつけましょう〜。
また、EX後の行動も大事なようですので、走り回ることのないように、穏やかに行きましょう〜^^
投稿日時2008/04/15 12:54固定リンク編集削除
多方面でご心配/ご迷惑をお掛けしておりまして、申し訳ありません。
ほんとのほんとに、気をつけます。多分、気をつけて気をつけすぎることはないんでしょうね。だってそもそも、海って異世界ですもんね。陸でも何かあるかもしれないのに、異世界って!余裕をもって、ダイビングに臨みたいと思います。
投稿日時2008/04/16 01:30固定リンク編集削除
小難しい話は別として、オイラからは一つだけ。

皆さんは安全停止後、5m付近から水面までどこくらいの時間をかけて浮上していますか?
PADIの浮上速度が毎分18m以下。
とすると17秒以上かけて浮上するということでしょうか。
潜水士の試験では毎分10m以下なので30秒以上かけて浮上。
指導団体の「最低ライン」であるこの浮上速度を守れていますか?

もし10秒で浮上したら毎分30m。
5秒で浮上したら毎分60mで浮上したことになります。
減圧症になってもなんら不思議ではありませんね。


オイラがガイドをする際に気をつけているのは、
ディープストップと水圧変化の特に激しい残り10mからの浮上速度。
安全停止後は3m付近で何かを見せて一旦停止してから浮上するようにしています。
投稿日時2008/04/17 13:12固定リンク編集削除
しのっち。さん、ありがとうございます。
数字にすると、確かに、実感が湧きますね。私も今回の件で、その深さ(浮上を始めた深さ)ってドコドコでいうとここの場所だよ?それってうわって思うでしょ?と言われ、自分の想定が甘かったと思いました。冷静でいたつもりでも、考えられていた枠が狭かったのだと思います。
あまり気をつけます気をつけますばっかり言ってると、ニセっぽいですが(苦笑)、気をつけます。
投稿日時2008/06/06 00:58固定リンク編集削除
ダイビングを始めてまだ何も分からないころ
沼津、又は三島のショップを利用して日帰りでIOPに通っていました
EX後1〜2時間後大室山の横を抜けて、冷川峠の南側の狭く、
クネクネした道(道の名前も標高も分からない)を通り帰宅していました。

その影響で、EX後1〜2時間後に、今でもその道を使って約10年間通っていますが、減圧庄なったことが有りません、これってかなり危険ですか・・・・?

ダイコン(SUUNTOモスキート)の取り扱い説明書を無くしたので詳しい事は分かりませんが、たぶん高所ダイビング用の3段階の設定がありますが、これを使って減圧をした場合、ある程度の高所移動は可能ではないかと、都合の良いように理解しようとしている私はIOP大好き症候群でしょうか?
投稿日時2008/06/09 14:16固定リンク編集削除
ひらやーちーさん大変でしたね…。詳しいご報告ありがとうございました。

私も報告せねばと思いつつ、延ばし延ばしになり機会を失ってました。ご心配おかけした方々もいらっしゃったのに報告が遅れ本当にすみません。

私は昨年10月の八丈ツアー中に発症しました。
症状は主に体の痺れ。旅程最終日の朝、背中に電気が走るような痺れが突如現れ、おかしいなと思っているうちに全身(特に末端)が痺れるようになりました。疑いつつもそのまま飛行機で帰り、治らない痺れに疑いが強まり発症の翌々日受診。減圧症と診断され、治療という形となりました。

原因は、ハッキリとはしていませんが、体調管理ができていなかったことと、浮上スピード、血中コレステロール値が高い…いろいろと複合してのことだと思っています。
連日の寝不足と、発症前夜の深酒、減圧症対策が万全だとは決して言えない体調でした。また皆さんがおっしゃる浮上スピードに関しても、ダイコンが鳴らない程度にというくらいで、情けないことにそこまで深く意識していませんでした。
いずれにしても、これまで何事も起きなかった、ただそれだけからできた自信・慢心。たいした知識もないのに、慣れによりこれは大丈夫と油断が多くなったことが最大の原因だと思います。

治療については、10月はトップシーズなこともあり混雑のため医科歯科大では断られ、私の住まいに近い群馬の病院をすすめられました。ですが、群馬の病院は電話を受けた女性の反応がイマイチだったこともあり(「げん…あつ…症???」と言われた)
姐さんから勧められた荏原病院でチャンバー治療(T6)を受けました。1度目の治療で痺れはだいぶとれましたが、残った痺れが気になり全部で3回治療しました。

荏原の治療は、個人的にはですが、不安が解消されないものでした。
荏原ではダイブスケジュールすら聞かれません。(簡単な問診と触診くらいで診断されました) 一度目の診察の時点で、1回入れば大丈夫、ダイビング復帰は3か月後以降で、と言われましたが、軽度だったとはいえ、治療前になぜ分かる?と思います。チャンバー後に症状が残っていて気になると言っても、こちらが希望を言うまでは医師側からもう一度入った方がよいという勧めはありません。(元々脳機能障害や運動麻痺等の治療等がメインで行われて減圧症治療はオマケ的なものらしくあまりチャンバーに入れたくないようにも思えます…。分かりませんが。)チャンバーに入れる日も限られているので治療が遅めに思えます。

医科歯科大で治療を受けた方の話を聞きますが、先生がダイバーであったり、詳しく研究をされていることもあり、ダイビングと減圧症の関係を考えたうえでの治療であったり、復帰前のアドバイスなどもきちんとしてくれるというので診てもらうなら医科歯科大のが断然いいと思います。

そんな状況であったため復帰時期を見定められなかったのですが、今年3月ダイフェスのDANブースにて医科歯科大の山見先生の相談コーナーが設けてあり10分程度お話をさせて頂ける機会がありました。
現状を話して復帰時期を聞くと、症状がでなくなってから半年後の復帰が望ましい、とのことでした。その症状ってのを勘違いしてたんですが、私の場合10月に発症して、10月後半には治療終了、その時には大きな痺れはほぼなくなっていました。相談をした3月の時点では何もしなければ症状は出ていませんでしたので、それを「症状がでない」という状態だと思ってました。
ですが、運動したり、気圧変化があったりすれば痺れ等が出てきます。今も台風や低気圧が来ると全身傷みますし、買い物で足が疲れた時や仕事(PC作業)で指を使ったりなんていう日常よくある場面でさえ痺れや神経の痛みはしょっちゅう出てきます。(今も手足の指が痺れてます)
そういった症状が出なくなってから半年後、ということだそうです。3月の時に「あと半年くらいで症状は出なくなるかもね」と言われたので、そこから更に半年のダイビングのお休みというと、最低でも発症から1年半後以降が復帰の時期として望ましいということになります。思ってたよりずっと長い休止期間です。
それより前に復帰している人はいますし禁止というわけではなく、再発の確率を下げたいのであれば、ということですけど。

減圧症になって良かったなんて思いませんが、自分の安全への意識の低さに気付くにはいい機会でした。私の周りでも最近減圧症になった人が数人がいますが、みな大体100本オーバーくらいでした。気が抜ける時期なんでしょうか…。
再度になりますがご報告遅れすみませんでした。何かの参考になれば幸いです。
投稿日時2008/06/23 13:12固定リンク編集削除
コメント遅くなりました。

> えのきさん
道が苦手なもので、どの道かはわからないですが、どうかな?と思われるということは、結構高度のある道なんですよね、きっと。ありきたりなコメントになってしまいますが、私は、不安を感じるなら、時間を置いてからにすることをおすすめします。
減圧症って、原因が 1つの場合もあるけれど、複合的に起こることもあるんじゃないかなと思います。これまでは大丈夫だったけれど、他のときはダメかもしれない。減圧症になるのとならないのは紙一重であることもあると思いますが(ほんとはそれ自体、ダメだと思いますが)、なるとならないは、やっぱり大違いなんだと思うんです。事前に危ない要素が分かっていて、そこを押えることで危険度を下げられるなら、下げられる方がいいと思います。
自分の経験ってその後に生かせるもので、絶対的に力のあるものだと思うんですよね。だから、そこに確信をもつことは必要だし重要だと思っているのですが、同時にそれは、現状と照らし合わせた時に再度疑いなおさなければならないことでもあると思います。自戒を込めて、そう思います。

> ナオミさん
ありがとうございます。ほんとはお会いした時にお話しようと思っていたのですが!ごめんなさいー。
こちらこそ、詳しいレポートありがとうございます。特に山見先生とのお話、大変興味深く拝見しました。症状が出なくなってから、という話は私も聞いていたのですが、そういうことなんですね。ちょっと私も勘違いしていたな。たまたま私は、比較的早期に治療が受けられたことが功を奏したようで、その後症状が出ることはありませんが。ナオミさんもそろそろ復帰かな、と思っていたのですが、まだしばらく待たれるということですね。早く症状がおさまりますように。
山見先生、確かに親切な方ですよね。私、ついつい診察終了時に、「すみませんが・・・ダイバーなんですよね?」と話をふっかけてしまいました。伊豆でもちょくちょく潜られているそうですね。海が好きなことも、ダイビングが好きなことも分かって話をして頂けるのは、不安になる減圧症ダイバーには心強いことだと思いました。ただ、ご自分もダイビングをされる分、減圧症患者が自分の元に集まってくることは心が痛むだろうな、とも思いました。
私もやってみて分かったことが結構あり、減圧症について話せる事があれば話したいと思っていますが、まだ減圧症を減らすことに対して何ができるかというところまでは、考えが纏まっていません。それでも以前は、自分が役に立てる場面について、減圧症になった場合のケアには役立てるかもしれない、と、なってしまった後のことを想定していましたが、今は、事前にできることはある訳で、そういうチェックを意識することは、減圧症の確立を下げることに繋げられると、今更ですが思っています。
投稿日時2008/06/25 22:29固定リンク編集削除
>ひらやーちーさん有難うございます
皆さんが、苦しんでいるのに「KY」な書き込みをしてしまいごめんなさいバッド(下向き矢印)
今後IOP日帰りのときは昼食を2本潜った後にして
少し時間をあけて帰宅します
投稿日時2011/06/18 04:53固定リンク編集削除
2011年2月に初減圧症を羅漢し、2011年6月の1本目に、また減圧症になりました。

ここの記事を熟読してより自戒しておけば、防げたかもな〜と反省していますが、事実と医者や先輩からのアドバイスなどを報告していきます。

■1回目
前日八幡野で2本、翌日IOPで3本潜りました。両日共、潜っていているときのトラブルや異常はありません。いつも通りのダイビングで、減圧症の原因として、思い当たるふしは一切ありません。

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二日酔い:なし(病院でも聞かれました)
急浮上:なし
DECO:潜り途中の一時表示も含めてなし。
高所移動:IOPから海沿いを走って小田原方面なのでなし。
水分補給:ドライだったので潜り中は控え気味。潜り終わってからは、残っていたお茶+500mlPETを一気飲み。夕食のお茶となどがぶ飲み。
IOPでは3本とも-33〜-35mの深めでしたが、メンバーと同じようなプロファイルでした。
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私のダイコンLOGは↓のとおりです。比較用にバディのも並べてみました。

1本目
とのぐ:DT52分、MAX-33.2m、AVG-9.1m、水面休息1:24分
バディ:DT46分、      AVG-11.5m、水面休息1:30分

2本目
とのぐ:DT56分、MAX-32.6m、AVG-10.7m、水面休息1:42分
バディ:DT56分、      AVG-9.9m、水面休息1:40分

3本目
とのぐ:DT45分、MAX-35.2m、AVG-15.9m
バディ:DT45分、      AVG-14.8m

本数毎にAVGが深くなっているのはまずいのかなぁ?「リバースプロファイルのリスクには科学的根拠見つからない」なら、関係なのかな?

当日のダイビング後は、2日5本のダイビング後だったので、それなりの疲労感はありましたが、異常を感じる箇所はありませんでした。帰宅して、器材を片付けるときに左腕がだるかった気がします。

症状は翌月曜日に起床したとき、左腕〜左手の指が思うように動かせず、痺れ気味だったのです。かゆみ、痛みはどこにもありませんでした。
DAN JAPANに相談して、神奈川県伊勢原市にある東海大付属病院の高度救命救急センターへ連絡すると、すぐ来院しなさいと言われ、即通院しました。東海大付属病院は神奈川県県央以西で、唯一高気圧酸素治療ができる病院です。

減圧症が原因ではなく、肉体的な原因の可能性もあり得ると、レントゲンやCTも撮りましたが、その結果を待つより高気圧酸素治療を早急に行おうとのことで、握力検査などのもそこそこで、US NAVY TABLE6の再圧治療(約5時間)を行いました。初回が終わった後、若干良くなった感じがありましたが、ズボンのポケットに自分の意思で手を入れられないし、手首も指も思うように動かせない状態でした。

翌2/22(火)、23(水)とUS NAVY TABLE6の再圧治療を計3回受けた結果、多少不自由さがあるものの、日常生活に支障が無い程度まで復活しました。それまで、右手打ちだったキーボードも、両手で打てるようになりました。US NAVY TABLE6の再圧治療は、3回/週が上限とのことで、今週の治療は終了です。

レントゲンやCTの結果に悪い所はなく、再圧治療で回復しているので減圧症と診断されました。

今週の治療費は、初日:31,720円+二日目:20,240円+三日目:20,690円=72,650円。健康保険は効いていますが、かなり掛かりますね。
チャンバー代は20,028円/5時間です。初日にゼロ一つを打ち忘れたミスがあり、後日しっかり請求されました。

プロファイルデータや次週以降の治療経過、2回目の減圧症については後日UPします。減圧症羅漢者をこれ以上moguringメンバーから出したくないので、できるだけ情報提供しようと思います。皆さんで質疑しながら、安全対策を充実させて行きたいと思います。
ホームページ投稿日時2011/06/21 19:28固定リンク編集削除
とのぐさん初めまして。
九州支部所属のよりよりと申します。
減圧症の記事拝見させていただきました。
実は自分も2009年2月に減圧症に罹患しました。
そのログが、とのぐさんのログとかなり酷似していたのでビックリしています。
その日はテレビの録画でギンガメを探していました。
その時初めて1日で3本とも30mオーバーでしたが、DECOもなく、急浮上もなく
ディープストップ、安全停止をきちんとしていました。
島ですから高所移動もなく、仕事以外での激しい運動もなく
しいて挙げれば、エキジットして3時間後、生ビールを2杯飲んだ程度でした。
自覚症状として気づいたのが2日後。
左肘のピリピリした感じと手のひらにかけての痺れでした。
と書くと大げさになってしまいますが、ふとした時に気になる程度でした。
ちょうどその間、ダイビングが暇でして潜ることがなく
2週間経っても治らないので、ひょっとしたら?と思い
アポを取り、名護の北部医師会病院へ行きました。
診察、触診、検査を終え、とのぐさんと同じく5時間チャンバーに入りました。
どのくらい経った頃でしょうか
左の薬指、小指の先がジンジンしてきて効果が現れてきたのが体感できました。
運がよかったのか、その1回で痺れと痛みが消えたので、早く帰りたかったんですが
念のためにということでその日は入院して24時間酸素吸入
次の日も5時間チャンバーに入り、ドクターと握手をして病院を去りました。
確か保険が効いて3〜4万程度であったと思います。
自分の場合は4週間のドクターストップが入りました。
ちょうど暇な時期でしたので、ダイビングはお休みし、復帰ダイビングは
いきなりガイドでしたが、特に何もなく終了することができました。

それ以来、疲れたときは病院で酸素吸入をするようになりましたが
2009年9月〜エンリッチドエアーナイトロックスを使用することになり
酸素を吸入しに行くこともなくなりました。

2010年7月に地元福岡に帰ってきて、2010年末からmoguringにお世話になっています。
2011年に初セルフをさせていただき、今日まで約20本ほど潜りました。
2011年6月4、5日、ついこないだですね、メンバーとともに鹿児島は枕崎、坊津に行きました。

まずはログから書きます。

1本目 平崎

EN 09:21 EX 10:36 DiveTime 75min 

MAX 14.6m Ave 8.2m 気温 27℃ 水温 21℃

ほぼ無風 中潮(下げ潮) 透明度 8m


2本目 平崎

EN 11:41 EX 12:56 DiveTime 75min 

MAX 14.9m Ave 8.2m 気温 27℃ 水温 21℃

ほぼ無風 中潮(下げ潮) 透明度 8m


3本目 浦尻

EN 15:45 EX 17:00 DiveTime 75min 

MAX 6.0m Ave 3.6m 気温 27℃ 水温 21℃

ほぼ無風 中潮(潮止まり) 透明度 8m




2日目

1本目 塩ヶ浦

EN 08:40 EX 09:49 DiveTime 69min 

MAX 14.6m Ave 8.2m 気温 22℃ 水温 21℃

ほぼ無風 中潮(潮止まり) 透明度 15m


2本目 塩ヶ浦

EN 10:55 EX 12:05 DiveTime 70min 

MAX 13.1m Ave 8.5m 気温 22℃ 水温 21℃

ほぼ無風 中潮(下げ潮) 透明度 15m


2日間で5本潜りました。
ダイビング後みんなが普通に通ってる九州自動車道を通って帰路へと向かいました。
鹿児島〜熊本南部にかけてトンネル群があるんですが
通った後、左ひじに違和感を感じました。
以前なってるんで、その違和感は
やっちゃったかも?
と思いました。
が、違和感レベルでしたので、ほっておいたのですが
仕事柄、峠を越えることが多く、通るたびに左ひじのピリピリ感が増し
肘の中がひんやり感じました。
ダイブプロフィールには全く問題はありませんでしたが
調べたらそのトンネル群の一番の高所は397mであったので
これはやヴぁいと思い、酸素を150分吸わせてもらうと抜けたので
軽い減圧症に罹患したのではないかと思っています。
なんとなく、左ひじの皮膚のヒリヒリ感があるようなないような
感じがしないでもないですが
その後も何度も山越えしたり、600m弱の高所を2回通ってますが
特に何もないので、ほっておいています。
後で調べてみたら自分は箱型反復潜水の典型であるにも関わらず
高所移動することにより、減圧症を引き起こしたと思っております。

今後は自分なりに復帰プログラムを作り、再度ダイビングに挑戦しようと思っています。
とのぐさんの復帰を楽しみにしております。
長文失礼しました。
投稿日時2011/06/21 23:42固定リンク編集削除
よりよりさん、初めまして。

一回目の減圧症チャンバー治療時に一番「効いてきた〜わーい(嬉しい顔)」と思ったのは、三日目のUS NAVY TABLE6の再圧治療、-18mから-9mへの浮上時(看護師の方が「浮上しま〜す」て言うんですよ(笑)」でした。

それまで、上方に動かせなかった左手首や左手の指が動くようになったんです。二日間チャンバーしてもだめだったので、一生左腕は不自由のままなのかと諦め掛けていたのですが、本当に嬉しかった。

詳細はまたUPします。
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